あまころ

書店アルバイトしている女子大生の読書記録

『ありがとう』は魔法の言葉

志賀内泰弘氏の心に響く言葉より…

ストレスの多くは、人間関係から生じます。

上下の関係なく、ひどいことを言われれば傷つきます。
接客の仕事をしていれば、お客様から怒鳴られる事だってあるでしょう。
私は以前、金融の仕事をしていました。

お金を扱っている事もあり、大変気を遣う仕事でした。
それ以上に、お客様とのお付き合いにも神経をとがらせていました。

お客様の殆どが、資金繰りに困っている会社の社長さんです。

彼らはいつもイライラしていて、何か不都合な事があると感情を爆発させました。

クレームを受けるのは、日常茶飯事でした。

そんな中でも、平然としている同僚がいました。

決して、お客様をないがしろにしている訳ではないのです。

でも、どんなに罵詈雑言を浴びせられても、3分後にはいつもの仕事に戻っているのです。
私は、彼に聞きました。

「あんなヒドイことを言われて、どうして平然としていられるの?

と。すると彼は、
「その場で、『ありがとう、ありがとう』と心の中で呟いているんだよ。そして、言われた言葉を全部聞き流す。まともに受けていたら、おかしくなってしまうからね」

と答えたのです。

例えば、上司に叱られたとします。
「ありがとうございます」

などと答えたら、相手は「え!?」と言葉に詰まってしまうでしょう。
さらに、

「また教えてください」

などとつけ加えたら、それ以上のことは言えなくなります。心の中では、
「素直な可愛いヤツだなあ」

と思われるに違いありません。

夫婦や友達との間でも同じです。

親しい間柄の場合こそ、厳しいことを言われると反発したくなるもの。

そんな時、「ありがとう、指摘してくれて」と言うのです。

「ありがとう」は、つらい言葉を聞き流せるようになる魔法の言葉です。

 

つらくなったとき何度も読み返す 「ポジティブ練習帳」 (DO BOOKS)

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「嫌な事があったら、自分に『ありがとう』という。

また、いい事があったら、『感謝します』という」

と五日市剛さんは語る。

嫌な事やツライ事があった時は、ついイライラしてグチや泣き言や文句といったマイナスの言葉が出てしまう。

すると、マイナスの言葉がまたマイナスを呼び寄せ、悪循環になってしまう。

その不幸の連鎖を断ち切る言葉が、「ありがとう」だという。

「禍(わざわい)転じて福となす」

禍を転じて福となす、気持ちを切りかえる言葉が「ありがとう」。

「ありがとう」は魔法の言葉。