あまころ

書店アルバイトしている女子大生の読書記録

「大丈夫、と首を縦に振る」

志賀内泰弘氏の心に響く言葉より…

とことん落ち込んで本当につらい状態にある場合には、心のベクトルを力づくで明るい方へ向けようとしても、萎えた心がついていかず、限界があります。

それはまるで、病気で顔色の悪い人に、「頑張れ!頑張れ!」と言っているようなものです。

頑張れるものなら、言われなくても頑張れる。

それができないからつらいのです。

そんな中で、心がピンチに陥った時、特に効き目のある言葉を見つけました。

それが「大丈夫」です。

まずは、心の中に立ち込めた心配や不安の黒雲を取り除く事です。

不安は、放っておくと、どんどん広がっていきます。

「大丈夫だよ」と、心の中にいるもう一人の自分に声をかけてあげる。

決して励ますのではなく「安心させる」のです。

ポイントは、3回唱える事。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。

できることなら(人のいない所で)、声に出して言ってみましょう。

効き目は倍増します。

それから、人は肯定する時には、首を縦に振ります。

誰に教えられた訳でもないのに、勝手に顔が動いてしまう。

つらい事があった時、悩み事がある時、

「私はダメな人間なんだ」

「誰にも認められない」

などと、自分自身の存在を否定しがちになります。

そんな時、「うんうん」と心の中で呟きながら、あえて首を縦に2度振ってみるのです。

その「うんうん」の中には、無意識に

「大丈夫、できるよ」

「頑張ろう」

「負けるものか」
という意味が込められています。

すると、なぜかしら心がポッと明るくなります。

首を縦に振る事で、心にポジティブ信号が届くのです。

 

つらくなったとき何度も読み返す 「ポジティブ練習帳」 (DO BOOKS)

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相手に自分の本当の気持ちを伝えたい時は、言葉にそえて何らかの動作が加わるとその言葉はもっと伝わりやすい。

例えば、感謝の気持ちを伝えるには、「満面の笑みを浮かべて…」、「感激の涙を浮かべて…」、「相手の両手をにぎりしめて…」、『ありがとう』、という。

大丈夫の反対語は、駄目。

いつも、「ダメだ」とか「大変だ」とか「無理」と言っていると、本当にダメで、大変で、無理になってくる。

大丈夫とは、禅でいう「大安心(だいあんじん)」の事。

大安心とは、不安のひとかけらもない状態、つまり、心の底から安心しきっている状態をいう。

不安な時こそ、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」とつぶやき、自分の首を縦に振り、うなずいてみる。

大丈夫という言葉は、大安心する言葉。